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理事長挨拶

理事長挨拶

理事長 鎌田 徹

 日頃は、岩手県冷凍空調設備工業会の事業活動に対し格別のご理解・ご協力・ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。
昨年は年頭に能登半島地震の惨事が発生 また同年9月には豪雨被害も有り北陸地方の災害が続き被災された皆様に心からお見舞い申し上げ一日も早い復興をお祈りいたします。
また当工業会より、石川県冷凍空調設備工業会に励ましの手紙と共にお見舞金を代表して昨年6月に届けたことを報告致します。
近年は地球温暖化によって毎年のように災害が世界中で起り、国内でも竜巻や豪雨・豪雪そして台風が一年間の内に何回も発生して居ます。一日にして昨日迄の日常は、非日常へと変る14年前の東日本大震災時の惨状が思い起こされ、日頃の災害への備えの大切さを痛感します。

コロナウイルス感染症も5類へ移行し、我々も日常を取り戻し社会活動・経済活動、様々な事業活動が制限なく進められる状況となって居ます。
第52回定時総会を迎えて我々の行う社会的責務は、変わる事なく地球環境保全事業活動であります。1990年代より進めている合言葉の「守ろうオゾン層・防ごう地球温暖化」この事業活動を基本として推進してまいります。

当工業会は、環境問題や地球温暖化防止の為、冷媒ガス回収・再生やフロン類漏洩点検等の講習会や各資格取得の為の講習会・国家資格技能検定取得の推進など会員企業の技能者の育成と改正フロン排出抑制法に係る各種説明会・セミナー・勉強会など積極的に開催し、前年に引き続き関係機関・上部団体と協調し、広く社会に周知・啓発活動を行って事業を進めてまいります。
地球上空の50㎞成層圏に形成しているオゾン層は、有害な紫外線を遮断する役目をしている事によって私達は守られています。大気中に放出されたフロン類ガスによって、オゾン層が破壊されます。CO2の数千倍の強力な温室効果があるため、地球温暖化の原因になります。近年はオゾンホールの拡大傾向が小さくなり、縮小傾向になっています。
これは人類がオゾン層破壊物質のフロン類ガスを大気中に放出しないよう、何十年も継続的に努力し続けた結果と言えます。このことから、引き続きフロン類ガスの回収・再生そして漏洩させない施工技能が求められます。今年も各種講習会開催やそれに伴う職員・講師の派遣、そして技能検定試験への検定員派遣など引き続き推進してまいります。
また最近の3年間をみますと、会員の皆様のおかげで新入会員が増加しています。当工業会の事業活動の理解を頂いている表れと思い、引き続き入会促進を図り深めていきます。

今年も我々業界を取り巻く様々な課題があります。人手不足や時間外労働・アスベスト関連法など、さらには円安・それに伴う原材料価格の高騰と厳しいものがありますが、これらを抱えながら何とか皆様と共に克服して進めてまいります。
冷凍空調設備業は、今や全ての産業のインフラとしての役割を担っています。
業界として社会的責務を果たし「業種の確立」と「社会的地位の向上」を目指し、社会に貢献する団体へと成長し、広く社会に周知・啓発活動を展開していきます。
今年も引き続き会員企業の皆様のご指導とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
岩手県冷凍空調設備工業会

〒020-0015
岩手県盛岡市本町通3丁目19-6 3F
TEL.019-656-1040
 FAX.019-656-1041

事業内容
 1.■総務委員会■ 
 計画行事の企画、調整、立案  
 認定事業支援
 2.■環境技術委員会■ 
 地球教育、省エネルギーの提案、研修
 地球環境保全、温暖化対策貢献支援
3.■経営情報委員会■
 経営セミナー開催
 ニュービジネス新事業分野等の情報提供
4.■フロン対策委員会■
 フロン回収容器等貸出事業
 フロン破壊の斡旋事業
 資格試験の実施
 5.■青年部会■ 
 若手経営者等
 次世代を担う会員相互の経営及び技術の向上を図る    
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